測域センサーによるインタラクティブ・イルミネーション

遊園地の冬季イルミネーション用に、測域センサーによって人の位置を認識し、足元に光の演出が広がるインタラクティブ・イルミネーションを制作しました。

床面上の人を認識するため、床面を走査するように測域センサーを配置し、頭上に設置したプロジェクターから認識した人の位置に演出映像を投影します。人の立ち位置などによって複数の演出映像を切換えることで変化のある演出が楽しめる他、人の動きに対するレスポンスが早いため、エリア内を動き回ることによって流れる光の演出を楽しむことができます。

2台の測域センサーで多人数対応と信頼性向上を実現

都心の多くの人が訪れる遊園地で、非常に多くの人がエリア内に入ることが予想されるため、2台の測域センサーをエリアの両端に置くことによって、一つのセンサーでは他の人の陰になって認識できない所でも、もう一台のセンサーによって認識できるようにし、センサーの死角を出来る限り無くすることで多くの人が楽しめるようにしています。

また、数か月間に及ぶ長期運用のため、何かのトラブルで一台のセンサーが突然動かなくなった場合でも、残った一台だけで継続可能にすることで、信頼性の向上も図っています。